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2012/07/02(Mon)

タイムスリップ

4年に1度のサッカーの祭典、UEFA EURO 2012 もようやく閉幕。
そろそろ夜型の生活から社会復帰しようかと思っているデザイナーの藤原です。

突然ですが、みなさんは「引っ越し」ってされたことありますか?

今年のGW、旧い友人の新築祝いに伺った時に、引っ越しの話になって
私はなんと今までに14回も引っ越しをしていたことが判明しました。
高校を卒業して一人暮らしを始めてからでも11回です。
上京してバイト先の新聞屋さんの2階に間借りさせてもらって以来
28年間、ホントにあちこち転々としてきたもんです。

先日法事で今治市の実家に帰った際、ふと思い立って
子どもの頃に住んでいた家を訪ねてみることにしました。
行ってみたのは通算3軒目の家、まだ幼稚園に入る前から小学3年生まで住んでいた「今治市山方町」。
市営の墓地や、当時ちょっと話題になった天守閣風のマンションが近くにある
その名のとおり、山の近くにある自然に囲まれた町です。

おぼろげな記憶を頼りに向かってみると
実家からさほど遠くない場所であるにもかかわらず、引っ越し以来35年間一度も訪れたことがなかった
築50年余の小さな借家は、なんと当時のまま(!)残っていました。

山方旧宅
写真:このド真ん中の家、ちょうどピンク色の雨どいから右が当時の我が家。2K・風呂なし。
父・母・兄と4人暮らし、向かって右側に父のマツダキャロル(昭和40年式)が鎮座してました。



たたずまいに35年分の趣は感じられるものの、よくぞ今まで残っていてくれたもんです。
そんな驚きとともに、私の脳裏に昭和45年当時の記憶が溢れるように甦ってきました。

隣に住むお年寄りの家によく電話を借りに行ったことや
向かいに同い年の同じ名前の男の子がいて、毎日毎日ウルトラマンごっこをして遊んでいたこと
近所の大きな家のテレビでカラーの仮面ライダーを観せてもらったこと
裏山のガケを段ボールで滑り降りてズボンをビリビリにして叱られたこと
家族で行った銭湯の帰り道に見た満点の星空
蚊帳の中で聞いた虫たちの大合唱……

近所の子どもたちとよく探検した山道や野原を散策してみると
ザリガニが住んでいた小さな湧き水とか
山の上にある桜だらけの公園に向かう長い石段とか
誰だかわからない立派そうな人の銅像とか
当時の記憶を甦らせる目印がそこかしこに残っていて
それらを見つけるたびに「時間が逆行する不思議な感覚」に陥っていました。

山方組写真4
写真:左上から右に
探検して見つけた(近くの)お寺、いつもザリガニがいた湧き水
坂を登り切ったところにある神社、山の上の公園に向かう石段
山の上の公園にある誰かの銅像、山からの眺め(左に見えるのが天守閣風のマンション)



当時と違っていたのは、全てが記憶より少しだけ小さくなっていた事でしょうか。
ずいぶん遠くまで探検して発見したつもりのお寺が実はゼンゼン近くだったり
舗装すらされていなかった、みんなで駆け回っていた道路は今見ると驚くほどの狭さで
場所を間違っているのかと思ったほどでした。

なんだか、過去と現在、記憶と現実が混ざり合った
時間の狭間に迷い込んでしまったような不思議な一日でした。

いつまで残っているかわからないこんな風景、大切にしておきたいですよね。

みなさんが子どものころに住んでいた町並みは、今もまだ残っていますか?




Matsuyama Memories「松山残像」シリーズ 1・2

初めて訪れた人にもなぜか、懐かしさを感じさせる松山の情景をコレクションしました。
そして今は姿を消したけれどいつまでもココロに残るあの風景も蘇えらせました。
松山の今、むかし。誰のココロにも懐かしくほんの少し切ない松山のメモリーです。

このシリーズは、阿部さんの企画・國貞さんの撮影でデザインを藤原が担当させていただきました。
往事の松山を知らない私にも、なぜか懐かしさを感じさせるステキなカードたちです。
是非ワンコインのホームページでご覧ください。

ことりカード


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