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2014/11/04(Tue)

お供馬

こんにちは、デザイナーの藤原です。

朝晩少し肌寒くなってきましたが、風邪などひいてませんか?

先日の日曜日、今治の実家に帰るため車を走らせていると、国道沿いに「お供馬、右折」の小さな看板を発見しました。菊間祭のメインイベント「お供馬の走り込み」です。神社の参道を小学生の男の子が馬に乗って勇壮に駆け上るこの祭り、写真で見る限りなかなか魅力的で以前から是非一度観てみたいと思っていたのですが、いつもこの時期になると忘れてしまっていて、ローカルニュースで「本日、菊間のお供馬が…」と聞くたび「あぁ、今年も見逃した!」と毎年落胆していたのですが、今年も例に漏れず完全にノーチェックだったところにこの看板です。「これは是非行かなくては!」と急遽予定を変更、ハンドルを右に切り加茂神社へ向かいました。

─お供馬の走り込み(菊間祭)6歳頃から15歳までの少年が美しく着飾った姿で乗子(のりこ)となり、鞍や装飾具をつけ正装した馬に騎馬し、「ホイヤー、ホイヤー」の勇ましい掛け声と共に、馬場約300mの参道を一気に疾走するもので、その姿は勇壮華麗。馬を使用する祭事では全国的にも珍しく、500年ほど昔より家内安全、五穀豊穣を祈願して行われている。─ (いよ観ネットより)

ということで、なんと室町時代からおこなわれているらしいこの祭り、車を止め観衆が多く集まっているあたりに行ってみると、ほどなく道の上手の方から小学生ぐらいの数人の男の子が綺麗に着飾った馬に乗ってゆっくり下って来ました。そして私の前を通過し参道入口の鳥居近くまで来ると、掛け声と共に突如踵を返し、凄まじい地響きとともに驚異的な加速で参道を駆け上って行きます。最後の急坂を上り切るためには猛烈なスピードで走らなければならないらしく、馬までの距離たったの50センチ(!)でこの走りを目の当たりにすると、まさに大迫力。唯々「スゴイ」のひと言です!

お供馬メイン

お供馬組写真

激しい祭りですからやはり事故も多いようで、2時間の走り込みの間で私がじっくり観ることができたのは1時間程度だったのですが、その間にも乗子の少年が落馬したり、馬を引くおとなの人が馬に振り払われて転倒するシーンもありました。救急車も来ていたようです。乗子のご両親も我が子の晴れ舞台をどこかでご覧になっているんでしょうが、これは気が気じゃないでしょうね。この土地に生まれた以上、男の子はこの馬に乗ることが決まっていて、成長した我が子の精悍な姿に目を細めつつ、どうか事故のないようにと祈りつつ、ってところでしょうか。

私の生まれ育った今治市は、今でこそ「おんまく」という割と派手な夏祭りがあるのですが、私が小さい頃はなんだか地味な地方祭があるだけで、どうも祭りが盛り上がらない土地柄だったような気がします。なので、社会人になってお客さんや同僚から「この日は祭りがあるから休みね」とか「祭りなんで来週は実家に帰るから」なんて話を聞いたときは「はぁ~? この忙しい時になに言ってんの??」ってカンジだったのですが、西条や新居浜の絢爛豪華な山車や、松山の勇壮な御輿の鉢合わせ、そして参加している人達のいきいきとした表情を観ていると、そんな同僚やお客さんの気持ちも多少は理解できたような気がしました。そうは言っても松山生まれでない私には、やはり松山の祭りは未だにどこか他人事のような感覚が否めないのですが…

ひと口に祭りと言っても全国には様々なものがありますが、あまり間口を広げすぎてイベントとしてメジャーになってしまったものより、この菊間祭のようにある程度閉鎖的でローカルなものの方がいいカンジで楽しめる気がします。事前のアナウンスをあまり目にすることがなかったのは、おそらく観客もほとんどが地元の方だからなんでしょう。そう考えると、激しい祭りなのに終始のんびりとアットホームな雰囲気だった事にも納得ができます。通りすがりの私からは余所者感が滲み出ていたような気もしますが、それでも大いに楽しめました。全国的にも珍しいこのお供馬の走り込み、ご覧になったことのない方は是非一度行ってみてください。ゼッタイにオススメですよ。

●お供馬の走り込み(菊間祭)
場 所 今治市菊間町浜1989
電 話 0898–54–3450(今治市役所 菊間支所 産業建設課)
日 時 10月第3日曜日 午前8:00頃~午前11:00頃
駐車場 無料 約300台/近隣施設(菊間小学校・菊間中学校・緑の広場公園運動場)
URL http://www1.ocn.ne.jp/~kamo/

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