2021/02/22(Mon)
冬キャンのススメ・・・?
こんにちは、デザイナーの藤原です。
2021年もはやひと月半が過ぎ、ようやく春らしい日が増えてきましたね。11日間の長期開催になった椿まつりも先週から始まりました。永い冬もそろそろ終わりでしょうか。
私は寒いのがとにかく苦手なので冬はなるべく外に出ないようにしているのですが、今年は新型コロナの影響もあって一層外出の機会が減っている状況です。毎朝極寒(寒い地方の人、スミマセン)の時間に登校する息子を2階の仕事部屋から見送りつつ、一歩も家から出ない日も多い環境に感謝する毎日です。
そんな私なのですが、この1月の末、何を思ったか冬キャンプなるものに行ってきました。寒さに弱い私にとって「キャンプは春に始まり秋に終わる」ものなのですが、どうも最近巷で「冬こそキャンプシーズン」という声をよく聞くようになり、昨年の11月以来キャンプに行ってない禁断症状も後押しして、「ちょっと試しにやってみようかな」となったわけです。試しに家族にも声がけしてみたのですが「ああ、行ってらっしゃい」との事で・・・予想どおりのソロキャンプです。
初冬キャンの場として選んだのは愛媛県今治市旧朝倉村の朝倉ダム湖畔緑水公園、人気の無料キャンプ場です。当日の今治市の最低気温は2℃、標高226メートルのこのキャンプ場は約0℃といったところでしょうか? 胸を張って(?)冬キャンと言える気温ですね。
まず私が心配していたのは、こんな寒い日のキャンプ場なんて誰もいないんじゃないか、という事。あまり人が多いキャンプも風情がなくて好きじゃないんですが、さすがに冬キャン初体験の私が誰もいないキャンプ場で一夜を過ごすのは少し勇気が要ります。午後3時にキャンプ場に到着、「誰かいないかな~」と思って恐る恐るサイトを覗くと、なんと・・・テントが一杯です。貸し切りに近い状態をイメージしていたキャンプ場は、ハイシーズンほどではありませんが子ども連れのファミリーキャンパー達で大賑わいでした。恐るべしキャンプブーム。

こうなるとなんの心配もないので、のんびりキャンプを・・・となるのですが、午後3時とはいえ既に陽が傾きつつある山中のキャンプ場、陽が落ちると途端に寒くなってきます。テントを設営して晩ご飯の準備をする頃には既に辺りは薄暗くなっていました。とりあえずオージービーフのステーキをテキトーに焼いてビールで流し込んだらたき火の準備です。薪に火がつくとやっと温かくなってきました。来る途中にスーパーで買ってきたおでんを温めつつ梅酒のお湯割りを飲んでようやく人心地です。

あとはたき火を観ながらゆっくり酒を、と思っていたのですが・・・いかんせん寒い。周りを見回すと既にみんなテントに籠もっているようです。ファミリーキャンプの方々は寝室とリビングの2部屋がある2ルームテントを使っているためテントの中に入ってもそれなりに暖かく料理したりできるのですが、私のはソロ用の小さなテント。寝るスペース以外には何もありません。中に入ったら寝る以外の選択肢がなくなってしまうため、テントの前でひたすら薪をくべ続けお湯割りを飲み続けるという事態になりました。

あまりの寒さに盛大にたき火をしていたら10時には頼みの薪も底をつき、仕方なくテントに避難、寒いテントの中、寝袋に潜り込むともうできることはなにもありません。それでも梅酒の酔いがいいカンジに回ってきたため朝までゆっくり寝ることができました。
6時ぐらいに起き出して、コーヒーを淹れておもむろにホットサンドを・・・と思ったら肝心のパンを忘れてきたことに気付き、しかたなく朝食はインスタントラーメンに。これまで何度もキャンプをしてますが、忘れ物をしなかったことが一度もありません。まあ「忘れ物も含めてキャンプだ」という格言もあるくらいですから・・・。
あとはコーヒーなんか飲みながらのんびり過ごしました。無料キャンプ場はチェックアウトの時間なんてものがないので、自分のタイミングで少しずつあと片付けをしつつ、それでも昼頃には撤収完了です。
こうして、なんとか無事初冬キャンプを終えることができました。感想はというと、他の季節と比べてキャンプ場が空いているとか、虫がいないとか、空気が澄んで星がキレイとか、たき火が本領を発揮して楽しいとか、確かにそういったポジティブなポイントはあるのですが・・・ひたすら寒いです。こんな事をいうと、氷点下10℃なんてところで雪中キャンプをするような人には叱られるかもですが、いや・・・寒いですよ。
まあ、何事も経験です。さすがに真冬のキャンプはちょっとアレですが、3月のアタマぐらいなら快適にキャンプできる自信はつきました。これからキャンプは「初春に始まり晩秋に終わる」というところですね。あ、でも確かに星はキレイでした。寒さに強くて虫が苦手でたき火が好きな方にはオススメですよ。
冬キャンプ、試しに一度いかがですか?
2021年もはやひと月半が過ぎ、ようやく春らしい日が増えてきましたね。11日間の長期開催になった椿まつりも先週から始まりました。永い冬もそろそろ終わりでしょうか。
私は寒いのがとにかく苦手なので冬はなるべく外に出ないようにしているのですが、今年は新型コロナの影響もあって一層外出の機会が減っている状況です。毎朝極寒(寒い地方の人、スミマセン)の時間に登校する息子を2階の仕事部屋から見送りつつ、一歩も家から出ない日も多い環境に感謝する毎日です。
そんな私なのですが、この1月の末、何を思ったか冬キャンプなるものに行ってきました。寒さに弱い私にとって「キャンプは春に始まり秋に終わる」ものなのですが、どうも最近巷で「冬こそキャンプシーズン」という声をよく聞くようになり、昨年の11月以来キャンプに行ってない禁断症状も後押しして、「ちょっと試しにやってみようかな」となったわけです。試しに家族にも声がけしてみたのですが「ああ、行ってらっしゃい」との事で・・・予想どおりのソロキャンプです。
初冬キャンの場として選んだのは愛媛県今治市旧朝倉村の朝倉ダム湖畔緑水公園、人気の無料キャンプ場です。当日の今治市の最低気温は2℃、標高226メートルのこのキャンプ場は約0℃といったところでしょうか? 胸を張って(?)冬キャンと言える気温ですね。
まず私が心配していたのは、こんな寒い日のキャンプ場なんて誰もいないんじゃないか、という事。あまり人が多いキャンプも風情がなくて好きじゃないんですが、さすがに冬キャン初体験の私が誰もいないキャンプ場で一夜を過ごすのは少し勇気が要ります。午後3時にキャンプ場に到着、「誰かいないかな~」と思って恐る恐るサイトを覗くと、なんと・・・テントが一杯です。貸し切りに近い状態をイメージしていたキャンプ場は、ハイシーズンほどではありませんが子ども連れのファミリーキャンパー達で大賑わいでした。恐るべしキャンプブーム。


こうなるとなんの心配もないので、のんびりキャンプを・・・となるのですが、午後3時とはいえ既に陽が傾きつつある山中のキャンプ場、陽が落ちると途端に寒くなってきます。テントを設営して晩ご飯の準備をする頃には既に辺りは薄暗くなっていました。とりあえずオージービーフのステーキをテキトーに焼いてビールで流し込んだらたき火の準備です。薪に火がつくとやっと温かくなってきました。来る途中にスーパーで買ってきたおでんを温めつつ梅酒のお湯割りを飲んでようやく人心地です。


あとはたき火を観ながらゆっくり酒を、と思っていたのですが・・・いかんせん寒い。周りを見回すと既にみんなテントに籠もっているようです。ファミリーキャンプの方々は寝室とリビングの2部屋がある2ルームテントを使っているためテントの中に入ってもそれなりに暖かく料理したりできるのですが、私のはソロ用の小さなテント。寝るスペース以外には何もありません。中に入ったら寝る以外の選択肢がなくなってしまうため、テントの前でひたすら薪をくべ続けお湯割りを飲み続けるという事態になりました。


あまりの寒さに盛大にたき火をしていたら10時には頼みの薪も底をつき、仕方なくテントに避難、寒いテントの中、寝袋に潜り込むともうできることはなにもありません。それでも梅酒の酔いがいいカンジに回ってきたため朝までゆっくり寝ることができました。
6時ぐらいに起き出して、コーヒーを淹れておもむろにホットサンドを・・・と思ったら肝心のパンを忘れてきたことに気付き、しかたなく朝食はインスタントラーメンに。これまで何度もキャンプをしてますが、忘れ物をしなかったことが一度もありません。まあ「忘れ物も含めてキャンプだ」という格言もあるくらいですから・・・。
あとはコーヒーなんか飲みながらのんびり過ごしました。無料キャンプ場はチェックアウトの時間なんてものがないので、自分のタイミングで少しずつあと片付けをしつつ、それでも昼頃には撤収完了です。
こうして、なんとか無事初冬キャンプを終えることができました。感想はというと、他の季節と比べてキャンプ場が空いているとか、虫がいないとか、空気が澄んで星がキレイとか、たき火が本領を発揮して楽しいとか、確かにそういったポジティブなポイントはあるのですが・・・ひたすら寒いです。こんな事をいうと、氷点下10℃なんてところで雪中キャンプをするような人には叱られるかもですが、いや・・・寒いですよ。
まあ、何事も経験です。さすがに真冬のキャンプはちょっとアレですが、3月のアタマぐらいなら快適にキャンプできる自信はつきました。これからキャンプは「初春に始まり晩秋に終わる」というところですね。あ、でも確かに星はキレイでした。寒さに強くて虫が苦手でたき火が好きな方にはオススメですよ。
冬キャンプ、試しに一度いかがですか?