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2017/12/25(Mon)

歩いて5分。伊丹十三記念館。

デザイナーの片岡です。

小野川と川附川が合流するここは、遠い昔、矢野サーカスや木下サーカスがやって来たり、丸太と土の崩落寸前の橋で度胸試しをしたり、少し上流にある星岡温泉の試掘場で捕まえた亀を泳がせたりした思い出の場所です。
あれから40年。
家から5分。
今では「伊丹十三記念館」です。
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正面玄関。すぐ近所に一六本舗の本社ビル。
一六本舗の社長さんは伊丹十三さんと親交が深く、映画の出資や、伊丹プロダクションの社長も兼任されているとか。それで一六タルトのコマーシャルに「よいよーいかん。ぼけてしもた」と出演していたのか........古い。
伊丹十三記念館の設計は建築家 中村好文さん。ブログにはのせてませんが一六本舗の本社ビル(1993年)は伊東豊雄さん
設計。ビルの中にはサン・アドの葛西薫さんの個人的な作品があるという話です。
一流がこんなに近くにあっても全然、勉強してません。
亀をつかまえたり、鮒を釣るのに忙しくて。
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上は、クルクルと回して見る十三さんのイラスト。
中の展示は映画監督、エッセイスト、商業デザイナー、イラストレーター、CMクリエーター、ドキュメンタリー映像作家、俳
優等、多彩な才能をテーマごとに展示。アナログ時代が懐かしく、あたたかい。
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料理通でもあった伊丹十三さん。
片岡にとって伊丹映画は「食」「生」「死」のイメージが強く、「タンポポ」ではギャング役の役所広司さんが死ぬ間際に愛人?に
食べ物の話を一生懸命したり、危篤の母親が子どもにチャーハンを作って、美味しそうに食べている様子を見て死んでしまうと
か.....。「生きる事、食べる事、死ぬ事+エロチシズム...。」
十代の頃、この映画をみていろいろ考えました。
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いろいろ工夫された展示物。
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空間の使い方が心地よい中庭。ここで少しづつ、変わる季節をみていたい。
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愛車のベントレー。若い時にはエランにMGだそう。もしかして英国車好き?
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33号線から望む記念館。右が小野川で左が川附川。中央には星岡山で右をみれば東山、左をみれば天山。道路もよく整備されてるわりには通行量も少なく、近隣住民の格好のお散歩コースです。
片岡も自転車通勤をする時にはこの道をよく使います。
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いただいたチラシの伊丹十三さん。
80年代、片岡がおもしろかったと感じていた日本映画と、その監督の人となりがわかる「伊丹十三記念館」。また遊びにいきたいと思います。ただ、近すぎていつでもいけると思うとなかなかいかないんですけどね.....。

2017年も後1週間。今年もワンコインアートを応援して下さった方、
スタッフブログも見て下さった方、
ありがとうございます。
来年も、よろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。
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